転職でやりたい仕事ができるか


2017年02月16日 16:39


医師にとっての”やりがい”というものは、正直なことを申し上げれば、その方によって少し異なってくるのではないかと思います。
例えば、ある種の研究成果などを通じて、社会に貢献することに喜びを感じられる方もいれば、目の前の患者様が喜んでくださる、その1点に心を動かされるという方も少なくはありません。

一言でやりがいと述べるには非常に繊細な部分ではあるのですが、今回は敢えて、この「転職する医師に確認しておいてほしいこと」として、あなたが転職することによって、本当にやりたいことができるのか、という部分のことを、少しお話しておきたいと思います。

医師にとっての仕事とは何か

仕事にやりがいを感じられるかどうか、というのは男女ともにどこかで考えてしまう部分ではあると思いますが、皆さんはいかがでしょうか。
ただ目の前のタスクをこなすだけといった仕事ではありませんので、やはり簡単にこういった内容を言い表すのは難しいかもしれません。

しかし、人を助けるための仕事であることを前提に考えれば、やはり大筋としてみてみますと、「目の前の方が喜んでくださるかどうか」、あるいは「患者様を救えるかどうか」といった部分に重点が置かれていることは間違いないと思います。

また、どうしても人とのコミュニケーションが必要となる業種ですので、必然的に「サービス業」としての側面も出てきます。
ただ知識があり、技術があるだけでは未熟である、そう言われることもあるのが医師という仕事の難しい部分ではないでしょうか。

最終的には自分が受け持った患者様が治癒し、心から満足していただける。
そんな質の高い人道的サービスを提供できるかどうか、これが医師の仕事としてみたときの、ある種の最終地点ではないかとも思います。

医局や上司の軋轢

転職をする際にぜひ考えて頂きたいのが、あなた自身が満足のいくお仕事を遂行していくためには、その転職先の環境が「求人条件」ではない部分で、本当に満足できるのかを検討して頂きたいのです。

例えば、皆さんもご存じの通り医療業界にはどうしても色々なしがらみといったものがあります。
医局の存在もそうです。
自分自身が思うように仕事をしたいと思っても、環境がそれを許してくれないということはよくあるものです。

また、医局の力が及ばないような民間病院や個人病院であったとしても、院長の方針が強く、自分の力で物事を進めていけないということもあるのです。
こういった事情があり、転職を検討する医師のみなさんも少なくはありません。
医師はあくまでも患者を診るのは仕事であり、やりがいの一つです。

あなた本当にやりたいことが検討している転職先で可能かどうか、これは絶対に確認しておくべきことではないでしょうか。