医師が転職する時、独断では後悔する




転職という選択は、医師のみならず、全ての人々にとって重大な決断の機会です。
職場を変えるだけ、という安易な気持ちで全てを片づけてしまうと、後になって「こうしておけばよかった」などと、後悔の気持ちを覚えることにもなりかねません。
転職する医師の皆さんにまず最初に覚えておいて頂きたいのが、転職を検討する際に決して「独断」では物事を決めないということ。

これは何もあなた自身が決めてはいけないという話ではありません。
あくまでも、あなた一人で全てを決めるのは避けた方がいいのではないか、というニュアンスです。
では、何故このような話をしているのか。
その理由について、具体的にお話をしていきたいと思います。

医師の転職においては客観的視点が重要なポイントとなる

ずばりこれが一つの真実です。
転職をする際に、自己分析であったり、転職先の情報を探したり、色々なことをあなた自身が行っていくことになります。

もちろん、これはこれで問題はないのですが、ここで一つ覚えておいてほしいのが「客観的な意見を取り入れる」ということ。
転職はあなたにとって非常に重要な節目、人生の転機となることも多いのです。

あなたが全てを決めるのはとても良いことではあるのですが、こういった時こそ冷静に物事をみることができる第三者の意見を取り入れたい所です。

①職場の同僚に相談

こういった相談は誰に行えばいいのか、一つは職場の同僚というのも手です。
同じ業界で働くもの同士の会話になりますから、話の中からちょっとしたヒントが出てくる可能性もあります。

また、一緒に仕事をしていることから、仕事に関して客観的な評価をあなたに与えてくれるかもしれません。
自分が考えていた長所と、他人からみたあなたの長所が同じとは限らないのです。
そういった意味では、同僚に一度相談をしてみるというのもいいかもしれませんね。

②家族に相談

続いては「家族」に相談する場合です。
これは社会的なファクター云々と言うよりは、身近な存在である家族からあなた自身の選択がどうか、ということを客観的にジャッジしてもらうことができるでしょう。

あなた自身の築かなかった要望や希望する条件というのものが、ここでは明らかになってくるかもしれません。

③転職コンサルタントに相談

そして、最後にお勧めしたいのが「転職コンサルタント」への相談です。
ある程度事前に下調べをしておくことが重要となりますが、そこで得た情報を元に自分の希望をはっきりと伝えることで、専門のコンサルタントから客観的な意見、そして有益な情報を得る事ができるのではないかと思います。

40代などを過ぎた医師の方向けの転職サービスも充実してきましたので、
コンサルタントを交えて家族とも相談しながら進路を決めて行くとよいでしょう。
(参照:https://www.dr-40.com/


転職を考える医師が確認したいこと7つとは?

1.) 転職すれば本当に問題が解決できるか
2.) 転職で生活はどのように変わるか
3.) 転職でやりたい仕事ができるか
4.) 転職で収入がどのくらいになるか
5.) 転職でスキルが向上するか
6.) 転職先の職場環境はどうなのか
7.) 転職が周囲の人々にどのような影響を及ぼすか

転職すれば本当に問題が解決できるか

転職する医師のみなさん、あなたにとって「転職」はどういった意味を持つものでしょうか。
皆さんはこう問われたとすれば、一体どのようにお答えになられるでしょうか。

この答えは人によって大きく異なってくるものではないかと思います。
人によってはキャリアアップだと答える方も多いでしょうし、人間関係で悩んでいるからとにかく転職したいと考えている方もいるでしょう。

転職という経験をどう見ているのか、これはかなり個人によってそのイメージに開きがあるものではないかと感じます。

さて、そこでもう一つお聞きしておきたいのが「あなたの抱えている問題は転職することで本当に解決するのか」ということです。
それについて、もう少し具体的に話を進めていきたいと思います。

まず大切なのは本当の問題を見つけること

あなたが今の職場を辞めて、違う職場に移ることを検討していたとすれば、そこには何らかの問題となるファクターが存在しているということになりますよね。
あなたが職場に満足していれば”転職をする必要がない”のですから。

そしてここからが重要になるのですが、果たしてあなたにとって本当の問題となっているのは、今の職場に対するどういった部分なのか。
これを具体的に表しておく必要があるのではないでしょうか。
ぶっちゃけてしまえば、どういった不満があるのかということです。

労働時間の割に賃金が低い、日々の通勤が不便、上司や同僚とのソリがあわないといったことも多いと思います。
いずれにしても、このような不満をあなたが今の職場に抱えている可能性は大いにありえるでしょう。

通常、このような問題を抱えていたとしても、ある程度の期間はそのままの状態を維持するのが人間です。
しかし、大抵の場合は何らかの要因が発生することで新しい職場を探そうと決意する瞬間がやってくるもの。
この記事を読んでいるみなさんが正に今、そうなっているのかもしれません。

転職コンサルタントに悩みを打ち明ける

そこで、ぜひあなたに押さえておいてほしいポイントがこれ「前述の転職コンサルタントに悩みを打ち明ける」ことです。
そのためにも、先ほど言ったようにあなたの真の問題を自己分析することで、洗い出しておく必要があります。
あなたの抱えている問題が果たして今回の転職で解決するのかどうかは、その部分を明らかにしておかなければ話が進まないのです。

問題因子を明らかにしておくことによって、コンサルタントへの相談は非常にスマートなものとなるでしょう。
ただ漠然と相談しているのと、自分の抱えている問題を既に知って話をするのとは、話の進み、転職の結果に大きな差が出てくるのです。

転職で生活はどのように変わるか

転職にあたって気をつけたいのは何も仕事のこととは限りません。
中には、転職を行うことによって大きく生活スタイル自体が変わってしまう場合もあるのです。
今回は、転職する医師の皆さんにぜひ確認しておいて頂きたいこととして「転職するとどのように生活が変わるのか」という内容について、引き続きお話していきたいと思います。

転職をすれば勤務地は当然変わる

言われてみれば当たり前のことですが、転職をするということは所属している勤務地が変わってしまうということ。
これは場合によっては重大な問題にも発展しかねません。
幾ら自分に適した仕事が見つかったとしても、通勤があまりに不便であったり、引っ越しを余儀なくされるような転職であれば、一つの問題が解決したとしても、また新たな問題が発生してしまうかもしれないのです。

以外に軽視されがちな話かもしれませんが、こういった細かな部分を事前にしっかりと押さえておくことは、転職後のあなたのQOLを大きく左右する話となるのではないでしょうか。

クオリティ・オブ・ライフ(英: quality of life、QOL)とは、一般に、ひとりひとりの人生の内容の質や社会的にみた生活の質のことを指し、つまりある人がどれだけ人間らしい生活や自分らしい生活を送り、人生に幸福を見出しているか、ということを尺度としてとらえる概念である。

引用:Wikipedia(https://ja.wikipedia.org/wiki/クオリティ・オブ・ライフ


そこで確認しておいて頂きたいのが勤務条件です。
給与や労働時間などの待遇に目がいってしまい、その他の部分に気が回らない…という方も、実際にはいます。
後になってから「事前にしっかりとシュミレーションしておけばよかった」となることは、意外にあるものなのです。

あなたのライフサイクルは大丈夫?

さきほどは一つの例として勤務地について挙げてみましたが、転職を機に変わってしまうのは何もそれだけではありません。
はっきり言ってしまえばあなただけではなく、家庭生活、つまり皆さんのライフサイクルそのものが変わってしまうかもしれないのです。
そのため、転職を検討する際にはあなた自身の希望も確かに大切ではありますが、同時に家族の希望なども押さえておいた方がいいのではないでしょうか。

勤務条件として挙げられるのは、賃金、労働時間、当直の有無、勤務地などが主なものとなるでしょうが、いずれのファクターもあなたにとっては非常に重要なものです。
ある意味では優先順位をつけることも難しいものですが、転職を余儀なくされている方にとってはどこかで妥協しなければいけないという場合もあるでしょう。

しかし、そういった時でも冷静に一つ一つを確認してほしいのです。
具体的に言えば、応募を検討している求人案件にもし通ったとしたら、その際のライフサイクルをイメージとして描いてみるのも一つの手です。
転職する医師の皆さんには、転職時、このような習慣をぜひ身につけていただければと思います。